APIって何?
APIは「Application Programming Interface」の頭文字で、ソフトウェアやアプリケーションなどの一部を外部に向けて公開することにより、第三者が開発したソフトウェアと機能を共有できるようにしてくれるものです。
つまり、異なるソフトウェアやサービスの間で、認証機能を共有したり、片方からデータを取り込んで、もう一方でそのデータの解析をしたりできるようになります。
アプリとアプリを繋げることで、機能性を拡張させ、さらに便利に使えるようにできます。
よく聞くAPIを叩くって何?
APIを叩くとは、オンライン上でアプリケーションを利用することで、データが欲しいなどのリクエストをアプリケーションに対して送ることです。そうするとデータなどがjson形式やxml形式で返ってきます。
APIのメリット
APIのメリットとしては主に以下の3つが挙げられます。
- ソフトウェア開発の効率化
- セキュリティの向上
- 最新情報を簡単に取得
ソフトウェア開発の効率化
APIで組み込むことができるプログラムが既に存在する場合、そのプログラムと連携させることで、1からプログラムを書く必要がなくなり、ソフトウェア開発の効率化ができます。結果的に開発時間の短縮になり、コスト削減に繋がります。
セキュリティの向上
アプリの会員登録するときなどに、GoogleアカウントやFacebookアカウント、Twitterアカウントと連携することで登録することができます。これは、各種サービスとAPI連携されていることにより、別のアプリケーションログインによるログイン認証ができるようになっています。
自社でセキュリティレベルの高い会員登録システムを入れるより、既にあるセキュリティレベルが高い会員システムを導入する方が、セキュリティ的にも安心ですし、ユーザ側も新しくアカウントを増やす必要がなくなるので、より多くの人に使ってもらいやすいというメリットもあります。
最新情報を簡単に取得
APIを使えば、それぞれのサービスの最新情報をこちらから毎回更新しなくても取得、利用することができます。
Twitterやインスタグラムへの投稿をFacebookにも自動で投稿できるように設定するなどが可能になります。
WebAPI
WebAPIとは、Web上に公開されていて、外部から呼び出し可能なAPIです。誰でも使用でき、無料のものが多いので、多くのサービスでAPIが使われています。
具体的な例としては、以下のようなものがあります。
- Amazon
- 楽天
AmazonのAPIを利用したら、自身のWebサイトで最新の売れ筋をチェックすることができたり、各種SNSのアカウントを使用して、色々なサービスにログインできたりします。
以上がAPIのまとめでした。